不具合・原因・対応
ここでは当店の取り扱う製品で発生する不具合に対して、判明している原因、理由及び対応、その上での運用を紹介します。通常のご質問は【よくあるご質問】に追加する予定です。
目次
Booxのハードウェア上の不具合
★★★ ランチャーを使っていると本体が動かなくなりました。(Note)180920
原因:ランチャー(ホーム画面を変更するアプリ)を使うことによって、バッテリーの以上消費や動作不良になる場合があります。
対応:Booxシリーズにおいてランチャーを使うのはお止めください。非常に相性が悪く、不具合の一番の原因となっております。修理を行うとしても中国側に送付した上での有償修理になります。非常に時間もかかりますので、ご使用を控えていただくようお願いします。
★ 本体の下部のネジがとれてしまいました。交換品はありますか?(Note)180813
対応:ネジの交換品はありませんが、日本にある品で代替することはできます。
ネジを外す場合のドライバーの型番について→星形T-4でネジを外すことができます。当店にて【サンフラッグ NO17D 携帯電話用ドライバー 星型(T-4)】にて外せることを確認しました。
ネジを購入する場合→当店が探しましたが、星形T4に対応する交換用ネジを見つけることができませんでした。しかし、精密小ねじ1.4mm × 3mmのネジであれば代替品としてお使いいただけます。
購入したネジに対応するドライバーの型番について→ 【精密ドライバ #00】をお使いください。
作業が難しい場合は、送料をご負担いただければ当店にて行います。お気軽にお問い合わせください。
★★★ CPUの動作が遅くなることがある。(NOTE,MAX2)
原因:電流不足によるCPUの性能低下
対応:添付しましたAnkerチャージャーをお使いください。MicroUSBであれば2.4Aの急速充電、typeCであれば3Aでの充電を行えます。
理由:背景としましては、BooxMax2が発売された当時、海外のみMax2の動作が遅くなるという事例がありました。原因としてはチャージャーからの電流不足によるCPUの破損が原因でした。当店でもワットチェッカーを用いてMax2を調べたところ、1.9A近い電流が常時流れた上で充電されておりました。安いチャージャーの場合、1Aまでしか対応していないものが多数存在します。
電気に詳しい方であれば、2.4Aを対応する機器に1Aのチャージャーをつないだ場合、タブレット側が充電しようと頑張ることによって、チャージャーが駄目になってしまうという話を聞いたことがあるかと思われます。今回のONYX側の説明では、それとは逆になるわけですが、どちらにしても2.4A以上に対応したチャージャーは必要であるため、ぜひ付属のものをお使いください。
現状においては解消されている可能性も考えられますが、どちらか判明しないため安全側で対応させていただきます。
★★ スタイラスをご使用の際にパネルに跡が残るときがある。(NOTE)
原因:描き心地を良くするための本体付属フィルム(パネル表面に最初から張っているフィルム)の耐久性が弱い。
対応:ミヤピックス製の保護フィルムを添付しました。このフィルムは非常にしっかりとした作りで強い力を加えても跡が残ることはありません(ただし試すのはお止めください。)。その分滑りがよくなるため書き味はやや悪くなりますが、通常の筆記よりも力を抜いて書いていただければいつものようにお使いいただくことができます。
また、フィルムに関してはやや小さめと感じることがあるかもしれませんが、これは当店がミヤピックス様にお願いして特別に小さくしていただいたためです。理由としましては、過去に本体パネル面のサイズが最初の仕様よりも小さくなった結果、現行のフィルムを張ることができなくなり、全量を廃棄したことがありました。そのため標準のものよりも0.1mm短くしていただいております。
BOOXのソフトウェア上の不具合
180813 再起動時に、言語設定が英語に変更されてしまう。
原因:ソフトウェアの不具合
対応:【Choose Power Off Timeout】でOFFに設定すると、言語設定がEnglishに変更される場合があります。【Choose Power Off Timeout】をオフから時間指定に変更してください。
180813 音量を0に設定していても、スリープ解除時に音量が鳴ってしまう。
原因:ソフトウェアの不具合
対応:Onyx側に報告済みです。バージョンアップをお待ちください。
購入済みの有料アプリが再び課金を要求される。180814
原因:GooglePlayストアのアップグレードが行われていない
対応:Google Playストアを手動で最新版にする。
BOOX NoteのアプリであるGoogle Playストアの画面を表示して、左上の「三」をタップする。
→設定→最下部のビルド番号部分をタップすると、Google Playストアの新しいバージョンがダウンロードされます。その後はインストールを行ってください。
ver1.9にて解消されました。ただ一部のアプリにおいては、フォントが中華フォントになる場合があるようです。
★★★ フォントが一部表示されない。糸へんが変である。
原因:日本語対応のフォントが入っていないためです。中華圏におけるフォントが使われています。フォントの設定ファイルをAndroid標準のものを指定するようにプログラムを2行変更すれば修正できます。
対応:ONYXの営業担当を通じて技術部門に伝えましたが、その変更はなされず、インストールしたいフォントをこちらが指定(Noto san serif)するだけで終了しました。もしも次回のアップデートで修正されない場合は、再度当店から技術担当に直接に話をする予定です。このフォントの問題が解決されない場合は、子供の学習用途として使うのは難しいように思われます。ただし、フォント自体ではなく、表示が変更されているだけですので、PC側に書き出した場合は通常通り表示されます。
また、ブラウザに関しては、標準のブラウザを使うよりも、Firefoxなどの他のブラウザをお使いください。他のブラウザを用いると正しい日本語フォントで表示されます。ただし、Chromeは固まることがあるため、当店としましてはFirefoxをお勧めします。
★ ペンがオリジナルアプリでしか使えない。
原因:最適化が必要なためアプリ毎に対応が必要。
対応:ONYX側はどのようなアプリに対応してほしいか希望を募っております。当店としましては、Onenote、Keep、Evernoteなどのメジャーなアプリに対して筆圧感知に対応するようお願いする予定です。
ver1.9において、オリジナルノートアプリがEvernoteとDropboxに保存&同期ができるようになりました。
ver1.9において解消されました。ただアプリの使用状況(メモリの仕様)によっては落ちる場合もあります。バックグラウンドで動くアプリを一度見直していただくようお願いします。
★★ メモアプリがクラッシュする、固まる時がある。
原因:ソフトウェアに生じているバグ。
対応:白紙のPDFを30枚ほどつなげて同じ純正のNeoReader2.0でメモをとることをお勧めします。NeoReader2.0はタブで切り替えられますし、アプリが作成されて既に2年が経過しておりますので動作が安定しております。
方眼紙ネット
Boox以外の設定を原因とする不具合
160513 ファーウェイの01等のWimaxのルーターにおいて、Booxシリーズが接続できない。
原因:Wimaxルーターの設定が暗号化強化モードになっているため
対応:Wimaxルーターの設定を開く⇒通信設定⇒Wifi設定を選択すると、Wi-fi暗号化強化(MPF)がでてきますので、このチェックを外してください。